以前御依頼頂いた施設で窓枠を伝わった雨漏りが見つかり、修繕の御相談を新たに頂きました。
施工前
サッシ枠の上端より、お部屋の中へ水が伝って落ちて来ている状態でした。
外部調査を行ってみると、原因として雨漏りの起こった窓の上端周辺や、その面は全体的に外壁にクラックが走っていました。
また、外壁を繋ぐ目地と目地のコーキングが剥離をしており、それらの要素が重なって雨漏りを起こしていたようです。
今回ご提案させて頂いた内容は
・外壁(ALC)の部分補修
・雨漏りの起こった面が1番コーキングの剥離が酷かった為、全ての目地のコーキング打ち替え
理由としては
・外壁(ALC)の部分補修をパテ材や強化剤を使用して行っても、窓を含めた目地からコーキングが剥離している為、外壁(ALC)の内側に水が侵入してしまう
・コーキングが剥離を起こす時に周辺の外壁(ALC)も引っ張る為、このままだと劣化が加速する状態
だったからです。
施工中
破損している外壁(ALC)にケレンまたはVカットを行い、密着性をもたらす下地材を塗布してからパテ補修を行います。
施工中
湿気の多い時期だったので、外壁(ALC)の補修が完了してから養生期間として、次の作業迄3日期間を開けました。
今回はコーキングの増打ちでは無く打ち替え作業であったので、下地材の根元深く刈取ります。
外壁(ALC)作業の時と同様に、密着性を持たせる為に下地材を塗布し、新しくコーキングで肉付け処理を行います。
更に上から強化剤を塗布。
日差しや雨が直接吹き込む面である事と人目に付かない裏面である事もあり、今回は耐久性重視で目地の巾より太く部分塗装も行いました。
完工
【施工案件内容】
■雨漏り修繕
■外壁(ALC)部分補修
■シーリング打ち替え
■部分塗装