外壁塗装・部分板金補修工事(住宅)

今回頂いた御相談内容は、外壁塗装と傷んでしまった外壁材の補修の方法についてです。

現調でお伺いさせて頂いた際に、2階の軒天の部分に雨漏りの跡と、後付けのベランダ脇から水が滴る状態である事を確認致しました。

他に
・ベランダのポリカ屋根が破損していた事
・雨樋の支持金具がが腐食していた事
をご報告させて頂き、お施主様のご了承を得てそちらも今回の工事で交換をさせて頂く事になりました。また高圧洗浄後に強度が弱っていた為、剥がれてしまった外壁部分も幾つか出て来たので、ご報告させて頂きました。

施工前

施工中

今回は外壁塗装を行うので、高圧洗浄で外壁に付着した汚れを先に落としてあげます。
次の工程として小壁でクラックが入っていた箇所には、補修材でしっかり部分補強をさせて頂き、傷んでいたコーキングは打ち替えを行いました。

補修方法の提案として軒天の部分には隙間から水が入り込まないようにケイカル板で部分上張り、ベランダ脇の外壁は張り替えてもベランダを撤去しない限り続く現象でしたので、強度の高いガルバリウム鋼板で上張りを掛けさせて頂く方法を取りました。

併せて
・破損していた雨樋の部分交換
・竪樋支持金具の交換
・ベランダのポリカ屋根の交換
・排水ドレンの修繕等を行いました。

塗装前の下準備が整いましたので養生を行い、密着力を高める為にサビ止め、下塗り材の塗布へと移ります。

選んで頂いた色で中塗り、上塗りと仕上げを行って行きます。
雨樋等の付帯部も塗装を行い、強度を強めました。

完工

【施工案件内容】

■外壁塗装工事
■シーリング打ち替え工事
■外壁パテ補修
■ベランダポリカ屋根、ドレン口交換
■部分加工板金取付(軒天:ケイカル板、外壁:ガルバリウム鋼板)
■雨樋部分交換、支持金具交換

仕様塗料:日本ペイント
■グランセラトップ(無機塗料)
色:ND-013

ALC補修・シーリング打ち替え工事(商業施設)

以前御依頼頂いた施設で窓枠を伝わった雨漏りが見つかり、修繕の御相談を新たに頂きました。

施工前
サッシ枠の上端より、お部屋の中へ水が伝って落ちて来ている状態でした。

外部調査を行ってみると、原因として雨漏りの起こった窓の上端周辺や、その面は全体的に外壁にクラックが走っていました。

また、外壁を繋ぐ目地と目地のコーキングが剥離をしており、それらの要素が重なって雨漏りを起こしていたようです。

今回ご提案させて頂いた内容は
・外壁(ALC)の部分補修
・雨漏りの起こった面が1番コーキングの剥離が酷かった為、全ての目地のコーキング打ち替え

理由としては
・外壁(ALC)の部分補修をパテ材や強化剤を使用して行っても、窓を含めた目地からコーキングが剥離している為、外壁(ALC)の内側に水が侵入してしまう
・コーキングが剥離を起こす時に周辺の外壁(ALC)も引っ張る為、このままだと劣化が加速する状態
だったからです。

施工中

破損している外壁(ALC)にケレンまたはVカットを行い、密着性をもたらす下地材を塗布してからパテ補修を行います。

施工中

湿気の多い時期だったので、外壁(ALC)の補修が完了してから養生期間として、次の作業迄3日期間を開けました。

今回はコーキングの増打ちでは無く打ち替え作業であったので、下地材の根元深く刈取ります。

外壁(ALC)作業の時と同様に、密着性を持たせる為に下地材を塗布し、新しくコーキングで肉付け処理を行います。

更に上から強化剤を塗布。

日差しや雨が直接吹き込む面である事と人目に付かない裏面である事もあり、今回は耐久性重視で目地の巾より太く部分塗装も行いました。

完工

【施工案件内容】
■雨漏り修繕
■外壁(ALC)部分補修
■シーリング打ち替え
■部分塗装

©Copyright 2025 株式会社KGD All Rights Reserved.