今回の御相談内容は古くなってしまった車庫の修繕方法と、母屋での屋内と玄関ポーチの雨漏りの原因調査とその修繕でした。
施工前
<車庫>
状況は経年劣化が進み、屋根やシャッターを含んだ各所がサビが原因で穴が開いている箇所が見受けられました。
<母屋>
続いて母屋の調査をさせて頂いた際に、2箇所雨漏りの原因が見つかりました。まず一点は破風板が破損していた隙間から、じんわりと屋内に雨が侵食していました。もう一点の原因はベランダの笠木板金のシーリングが劣化をしていて、そこから玄関ポーチの軒天に雨水が入り込んでいた事と、角のコーナー板金が開いて更に雨水が入り込んでいた事です。
施工中
<車庫>
車庫の修繕方法についてです。
・屋根、外壁、シャッターにサビ止め処理を含んだ塗装。
・既製品の雨樋が内付けになっているので、既存品にガルバリウム鋼板を上張りし、後付けで雨樋の設置。
・屋根にポリカ波板を上張りし、少し長めに設置する事で後付けの雨樋にも集水が出来るように施工。
<母屋>
母屋の修繕方法です。
・破風板の破損部に少し長めに加工したガルバリウム鋼板を上張り。
・水の浸入があった破風板と軒天をシーリング処理後に塗装。
・外壁の隙間と破損箇所にパテ補修。
・コーナー板金に部分的にガルバリウム鋼板で加工した品を取付て補強。
・玄関ポーチの軒天に穴を開けて水抜き処理を行ってから、シーリング処理と塗装。
完工
<車庫>
<母屋>
【施工案件内容】
<車庫>
・屋根上張り(ポリカ波板)
・雨樋設置
・ガルバリウム鋼板加工取付
・外壁、屋根塗装
<母屋>
・ガルバリウム鋼板加工取付
・シーリング処理
・各所塗装
※母屋の雨漏りに火災保険申請を適用後、着工に入らせて頂きました。