母屋雨漏り修繕・車庫修繕工事

今回の御相談内容は古くなってしまった車庫の修繕方法と、母屋での屋内と玄関ポーチの雨漏りの原因調査とその修繕でした。

施工前

<車庫>

状況は経年劣化が進み、屋根やシャッターを含んだ各所がサビが原因で穴が開いている箇所が見受けられました。

<母屋>

続いて母屋の調査をさせて頂いた際に、2箇所雨漏りの原因が見つかりました。まず一点は破風板が破損していた隙間から、じんわりと屋内に雨が侵食していました。もう一点の原因はベランダの笠木板金のシーリングが劣化をしていて、そこから玄関ポーチの軒天に雨水が入り込んでいた事と、角のコーナー板金が開いて更に雨水が入り込んでいた事です。

施工中

<車庫>
車庫の修繕方法についてです。
・屋根、外壁、シャッターにサビ止め処理を含んだ塗装。
・既製品の雨樋が内付けになっているので、既存品にガルバリウム鋼板を上張りし、後付けで雨樋の設置。
・屋根にポリカ波板を上張りし、少し長めに設置する事で後付けの雨樋にも集水が出来るように施工。

<母屋>

母屋の修繕方法です。
・破風板の破損部に少し長めに加工したガルバリウム鋼板を上張り。
・水の浸入があった破風板と軒天をシーリング処理後に塗装。
・外壁の隙間と破損箇所にパテ補修。
・コーナー板金に部分的にガルバリウム鋼板で加工した品を取付て補強。
・玄関ポーチの軒天に穴を開けて水抜き処理を行ってから、シーリング処理と塗装。

完工

<車庫>

<母屋>

【施工案件内容】
<車庫>
・屋根上張り(ポリカ波板)
・雨樋設置
・ガルバリウム鋼板加工取付
・外壁、屋根塗装
<母屋>
・ガルバリウム鋼板加工取付
・シーリング処理
・各所塗装

※母屋の雨漏りに火災保険申請を適用後、着工に入らせて頂きました。

車庫シャッター修繕・部分壁補修

・内容

以前からお世話になったお客様より、2024年の元旦に起きた地震で破損した部分の修繕御依頼を頂きました。

被害として
・車庫のシャッター部分が滑車レールから飛び出して、元のシャッターBOXに戻らなくなった。
・車庫内側の土壁に亀裂が入り、部分によっては壁の滑落が至る箇所で起きた。

残念ながら家屋調査員の調査結果として、経年劣化が加速を進めたという結論に至り、
今回は助成金や火災保険が適用されなかったとの事です。

施工前

Digital Camera
Digital Camera
Digital Camera
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上記の内容を踏まえ、今回はこのようなご提案をさせて頂きました。

・内側に物が置いてある為、今回破損したシャッターは現在基本的に開閉作業を行っていないとの事。
雨の内部への吹き込み防止のみを御希望されたので、外部をガルバリウム鋼板で加工品を作成し、外側から塞ぐ。
・車の格納スペースを擁立する為に建てられていた壁の部分を、石膏ボードで下地処理を行ったのち、上張りにCF材(クッションフロア材)で上張りする。
理由としては人や物がぶつかった際に衝撃を和らげてくれる為。
・亀裂の目立つ壁に既存の材料がこれ以上滑落しないように強化剤を塗布し、上張りにCF材(クッションフロア材)を使用。
理由としては、ただ板張りを行い押さえるよりも柔らかな印象になる事と、今後土壁に戻すにしてもメンテナンスがしやすい為。

完工

【施工案件内容】
■車庫シャッター修繕
■内部壁修繕

今回こちらのお施主様は残念ながら補助金等が適用されませんでしたが
■新潟市液状化等被害住宅修繕支援事業■
こちらの補助金申請の期間が、令和8年2月27日迄1年間延長されました。
申請方法が分からず悩んでいらっしゃる方、是非御相談下さい。

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