外壁塗装工事(住宅)

今回は外壁塗装の御相談を頂きました。
純和風のリシン塗装が施された家屋で、所々外壁が苔で変色してしまった箇所と、コーナー部分の破損に対してお悩みでした。
また今回塗装をされるにあたって、「夏の日射しの暑さも緩和出来れば…」という御希望を頂きました。

施工前

破風板・土台水切り・フードの部分は銅板が使用されていたので、今回はその部分は塗装は行わず緑錆をそのまま活かす事に致しました。

施工中

まずは高圧洗浄を行い、外壁に付着している汚れと雨樋に溜まっているゴミを取り除いてあげます。

洗浄後に軒天が一部剥がれている箇所が見つかった為、御施主様に報告し修繕を取らせて頂きました。

コーナーの破損してしまった外壁の補修には骨材を入れ、修繕箇所がのっぺりと悪目立ちしない方法を取らせて頂きました。

付帯部等の色の切り替わり場所へ養生を掛けた後、「白色」で下塗り開始です。

また夏の日射しからより外壁を守る為に、塗料は遮熱塗料を使用する事になりました。
選んで頂いた色で中塗り開始です。

板金の折り返し部分や付帯部や外壁に塗り残しが無いか確認をしながら、上塗りの仕上げを行います。

完工

とても素敵な和風家屋が、また新しい印象を持つ為のお手伝いをさせて頂けました。

御施主様が大切に育てていらっしゃった珍しいお花が、施工中に咲き誇っていたので許可を頂いて御紹介させて頂きます。

【施工案件内容】
■ 外壁塗装工事
■ シーリング打ち替え工事
■ 外壁パテ補修工事(骨材入り)

仕様塗料:日本ペイント
■ サーモアイウォールSI(遮熱塗料) 色:ND-218

雨樋部分修繕、ワイヤー巻き直し修繕工事

今回は部分的に変形してしまった雨樋と繋ぎ目からの雨漏りの御相談内容です。

施工前

雨垂れの原因は繋ぎ目のジョイント部分が破損していた事でした。
そして2階から1階の軒樋に雨水を落とす為の排樋に通常のエルボが使用されていた為、軒樋を押して変形を起こしていました。
エルボを交換し排樋の集水を正常に戻しました。

施工中

変形が戻らない部分の軒樋を交換させて頂きました。
またワイヤー巻きが1つ飛ばしで施工されていた為軒樋への負担が大きかったので、今回ワイヤーの巻き直しを全体的に行い、軒樋強度の補強を図りました。

完工

経年劣化で樋の色が褪せてしまっても肉厚なまま破損が無ければ、ワイヤーの巻き直しと塗装である程度の強度を回復出来ます。
皆様、是非御検討下さい。

【施工案件内容】
・軒樋ワイヤー巻き直し
・支持金具部分交換(仕様:SUS)
・軒樋部分交換
・勾配調整

瓦ずれ修繕工事

今回別に御依頼頂いた工事の点検中に、瓦を纏めるグシの部分で瓦が浮いてズレを起こしている箇所が見つかりました。
そのままにしておきますと更なる瓦ズレの拡大や雨漏りの原因に繋がりますので、御施主様と相談し部分修繕を行わせて頂きました。

施工前

写真でも確認出来るように、グシと瓦の間に完全に隙間が空いて手で動かせる状態でした。

完工

小規模範囲でしたので今回グシの解体は行わず、グシを浮かせて瓦の配列と瓦桟を抑え位置に戻し、修繕の完了とさせて頂きました。

【施工案件内容】
・瓦ずれ修繕工事

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