①工事着工前に、必ずお施主様と敷地の確認を行います。
・植樹が工事に干渉する場合は、指定範囲をお施主様にて剪定または伐採して頂きます。
・障害物となるタイヤや、コンテナ等がある場合は、必ず指定日迄にお施主様の方で移動を行って頂きます。
②塗装工事が始まると騒音や振動、塗料の臭いなどで近隣住民の生活に影響を与えてしまう可能性があります。円滑に工事を進める為にも、事前に近隣住民の方にあいさつをさせて頂きます。
高圧洗浄機を使用して、外壁に付着している汚れを洗い流します。
・汚れ、ほこり
・カビ、コケ
・剥がれかけている古い塗料
洗浄が不十分だと塗料の付きが均一になりにくく、施工後に塗装が剥がれてしまうかもしれません。外壁塗装を高品質な仕上がりにするために、念入りに洗浄を実施します。
塗装を行わない部分や色の切り替わり部位には、必ず特殊ビニールで保護をし汚れないようにします。
塗装前の準備として、下地処理を行います。錆やひび割れ等は塗装の出来映えや、その後の耐久性に大きく関わってきますので下地処理は入念に行います。
■錆止め塗布
古くなった箇所はサビの温床。サビがサビを呼び込みます。虫歯と同じ原理です。この状態に錆止めを使用しても全く効果がありません。弊社は、サビの予備軍に関して鉄の状態に戻してくれる”転換剤“を使用しております。
■シーリング処理
“シーリング打ち直し”と聞こえは良いですが、きちんと御契約前に施工業社に確認を行って下さい。”増し打ち“と“打ち替え”は金額も技法も全く異なります。
弊社は増し打ちの際も、古くなった表面を取り除き、密着下地を塗布します。そのまま塗布をしても剥離を起こすからです。
基材に合わせて密着を促す「下塗り」、お施主様に選んで頂いた塗料の色で「中塗り(ベース)」「上塗り(仕上げ)」を行います。
■下塗り
■中塗り
■上塗り
近年、紫外線や塗膜の剝離を防ぐ為、一般的な施工ではラジカル制御塗料が主体に重んじられております。
弊社ではさらに上のハイブリット無機系塗料を標準採用。価格もフッ素樹脂塗料より抑えて提供しております。
塗装が完了しましたら、完了検査を実施します。
・全体の仕上がり
・塗り残しの有無
・周囲への飛散の有無